マヌカハニーには特有の成分が含まれていますが、その量や効力に違いがあります。
「マヌカのお花の蜜からできたはちみつなら、すべて高い効果を発揮する!」・・・というわけではありません。
それを判断する目安が、マヌカハニーに付けられた表記です。UMF10+とかMGO400とかMGS10とかTA20+とか、アルファベットや数字で表されています。
「マヌカハニーならすべて同じ表記法」であれば比較しやすいのですが、表記の仕方が違うとどれがいいのかわからなくなりますよね。
この表記について知っておけば、「買ってみようかな~」と思って商品を選ぶ時の目安になりますよ^^
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↓はちみつ・マヌカハニーもシリーズものになってきました(笑)
⇒『非加熱の純粋はちみつは栄養が豊富で美容にも◎。本物のはちみつを食べたい☆』
⇒『前田京子さん著『ひとさじのはちみつ』を読んで、はちみつに目覚めました☆』
⇒『マヌカハニーについての基礎知識1 ~マヌカとは~』
⇒『マヌカハニーについての基礎知識2 ~マヌカハニー特有の成分~』
ニュージーランド政府認定の3つの表記、UMF、MGO、MGS
マヌカハニーの効果がすごくって、「マヌカハニー」とすれば高く売れる!ということで、偽物のマヌカハニーが世に出回っている事実があるようです。
マヌカハニーは数値が高ければ効果も高いことを表すので、その数値を改ざんしたりも。
どこの会社も良心的な、誠実なところばかりだったらいいのですけれどね。世の中そういうわけではないのが悲しいところですね。。
そこで、ニュージーランド政府は表記の統一を図って、正式に認められる表記を3つに絞りました。
それが「UMF」、「MGO」、「MGS」です。
UMFとは
ユニーク・マヌカ・ファクターの略。
マヌカハニーの効果を発見したモラン博士が作った基準で、表記法の中で最も古く、ニュージーランドの多くの会社がこの表記法を使っています。
医療現場で使われている消毒液(フェノール液)をもとにして、その何倍の効果があるかということを「UMF5+」~「UMF20+」の数値で表したものです。
例えばUMF10だったら、フェノール液の10%に相当するということです。(ちなみに、手指を消毒する時のフェノール液は約5%です。)
MGOとは
ドイツのヘンレ教授が、マヌカハニー特有の活性成分メチルグリオキサール(MGO)を発見し、その含有量を数値で表したものです。10年ほど前から使われています。
マヌカハニー1㎏あたり、メチルグリオキサールがどの程度含まれているかを「MGO30」、「MGO300」といった数値で表していて、「MGO300」というのは、「1㎏あたり300㎎のメチルグリオキサールが含まれている」という意味です。
MGSとは
モラン・ゴールド・スタンダード(MGS)の表記は、モラン博士がUMFよりもっと良い基準を求めて作ったもので、モラン博士が認めたマヌカハニーだけに表記できます。
2009年からと新しく、混ぜ物がなくしっかり管理されていることなど基準も高いので、2016年現在ではまだ1社のみにしか認められていません。
MGS自体はUMFと似ていて、フェノール液の効果をもとに「MGS5+」~「MGS20+」と数値で表し、フェノール液の何%に相当するかを意味します。
更に、MGOの量についても併せて表記します。
ニュージーランド産のマヌカハニーは、これら3つの表記がなされているはずで、今一番信頼度が高いのがMGSですね。
一番新しい表記法なので、まだ1社しか認められていないですが、もしかしたら今後この表記をする会社も増えるのかもしれません。
3つ以外の表記のマヌカハニーは、確かに効果のあるものを安く売るために、登録料をかけずに別の表記法を使っている可能性はあります。が、それを判断するのは素人には難しいですよね。
やはりきちんとした表記がある方が、信頼度が高いです。
ただ、医療用ほどの効果を期待するわけでなく、はちみつとしての効果を期待する程度だったり、味が気に入って食べたいのであれば、そこまでこだわらなくてもいいかもしれません(^^)
逆に、マヌカハニーならではの効果を求めるのなら、表記をしっかり見て、納得して買いましょう☆