はつみつの中でも特殊な抗菌力を持ち、海外では医療機関でも治療に使われているというニュージーランドのマヌカハニーですが、これととてもよく似た効力を持つはちみつがあるんです。
それが、「ジェリーブッシュ」や「ジャラハニー」、「マリーハニー」です☆
マヌカハニーというと、とても有名でその名前がブランドとなっているようなものですよね。
そんなマヌカハニーの陰で、実は同じような抗菌力を持つはちみつがひっそりと(?)売られているってこと、知っていましたか?
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マヌカハニーと同じような抗菌力をもつはちみつたち
マヌカハニーといえばニュージーランド産で、抗菌力の高さが健康にいいと人気のあるはちみつです。
抗菌力を表す数値があり、高ければ高いほど健康への効果も高いのですが、貴重なはちみつであるため価格も高いんですよね(><)
そんな中、同じような抗菌力を持っているのに、お手頃価格のはちみつがあったら、あなたはどうしますか~?思わず買ってしまいたくなるのではないでしょうか(^^)
ジェリーブッシュハニー
オーストラリアのマヌカと呼ばれる木があります。ジェリーブッシュです。
マヌカと同じ学術名「Leptospermum」の種類は、約80種ほどあるらしく、ジェリーブッシュもその一つです。
どうやら、オーストラリアには「Leptospermum」の種の木が数種類混ざった森があったり、気候などの環境の違いで、ニュージーランドのマヌカの森とはちょっと違いがあるようです。
その分、マヌカハニーよりも抗菌力の高いものが出てくる場合があるのですが、“マヌカ”ハニーというブランド名が付かない分、抗菌力の高いはちみつでもマヌカハニーほど高額にはならないのでしょうね。
ジャラハニー・マリーハニー
ジャラとマリーの木は、オーストラリアに自生する木で、学術名が「Eucalyptus marginata」という、ユーカリ系の大木だそうです。
ユーカリも、マヌカと同じ仲間のフトモモ科でしたね。抗菌作用があります。(⇒『マヌカハニーについての基礎知識1 ~マヌカとは~』)
ジャラの木は、太古の森で樹齢1000年のものもあるとか。毎年花をつけるものもあるようですが、だいたい2年に1度花を咲かせるため、こちらのはちみつも貴重なんですって。
ジャラハニーのお味はマヌカハニーとは少し違って、黒糖のようなコクがあります。その成分から、冷暗所でも固まらないので扱いやすいのです。
マリーの木もジャラと同じような森にあるようですが、毎年花を咲かせるので、ジャラハニーよりは安定してとることができるんです。
お味はジャラよりも上品でマイルド。食べやすいようですよ。うーん。こちらも試してみたいです^^
カヌカハニー
カヌカの木はニュージーランドに生えていて、カヌカと木も花もよく似ているのですが、そのはちみつに含まれる食品メチルグリオキサールの含有量は少なく、マヌカハニーとは別物です。
ただ、昔はマヌカもカヌカも混同されていた時があったようで、カヌカハニーであってもマヌカと表示していたり、マヌカハニーにカヌカハニーを混ぜて、マヌカハニーとして売られていたりもしていたという話です。
マヌカハニーのようなMGOはないため、マヌカの偽物というようなイメージを持ってしまうかもしれませんが、マヌカとは違う“健康に良い成分”も含まれているとのことですよ。
どうしてもニュージーランドのマヌカハニーでなければダメ!・・・・というわけでなければ、こういったはちみつを試してみるのもいいかもしれませんね☆(^^)