野菜くずには、アンチエイジング効果があるなんて、聞いたことありましたか?
多くの方は、お料理の際に出る野菜くずは、生ごみとして捨てているのではないでしょうか。・・・私は捨てていました。
だけど、普通に野菜を食べるだけでは体に取り込めない栄養を、「野菜くずを煮込むだけでアンチエイジング効果をアップさせることができる」と聞いたら、もう捨てるのがもったいなくなってしまいます。
野菜くずを煮込んだスープをベジブロスと呼び、今、野菜を上手に活用しようと考えている方たちに広まっているようなんです。
その謎に迫ってみましょう~(^^)
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ベジブロスは、ホールフードの考えから作られた
野菜くずを煮込んで作るベジブロス。
野菜には皮にも種にも栄養があって、「まるごと使った方がその栄養やおいしさを取り込むことができる」という、ホールフードの考えから作られたものです。
キャベツの芯、玉ねぎやじゃがいもの皮、トマトのヘタ、長ねぎの青くて硬いところ、かぼちゃの種、にんじんや大根の付け根のところ、ほうれんそうや小松菜などの根、とうもろこしのひげ・・・何も考えなければゴミ箱行きです。
でも実は、この部分にはファイトケミカルと呼ばれる栄養が含まれていて、その抗酸化作用がアンチエイジングに嬉しい効果をもたらしてくれるんです♪
アンチエイジング効果をもつ、ファイトケミカル
ファイトケミカルとは、野菜が持っている抗酸化物質です。
紫外線や外部の刺激から身を守るために野菜が自ら作り出す物質で、根や皮、種の部分に含まれるのだそうです。
このファイトケミカルには多くの種類があります。アンチエイジングに良いとされるポリフェノールもその一種です。
様々な野菜に様々な成分が含まれていて、本当にたくさんの種類のファイトケミカルがあるため、野菜くずの種類を多く集めて作ると、栄養も味わいも深くなります(^^)
そのまま食べては取り込めない栄養も、煮出すことで溶け出してくるんですって。
そんな、抗酸化物質がたっぷり溶けだしたベジブロスを使えば、それだけでも美容や健康に良い気がしますよねv
ベジブロスの作り方
ベジブロスの作り方はとっても簡単です。野菜くずを集めておいて、煮出すだけなんですから。
<材料>
いろんな野菜の皮、種、根などのくず部分・・・両手に一杯分
水・・・1300ml
酒・・・小さじ1
- 野菜くずは流水でよく洗う。
- お鍋にすべての材料を入れて火をつけ、沸騰したら弱火にして20~30分煮込む。
- ザルなどでこす。
これだけです(^^)
もしも流水洗いだけでは野菜の農薬等が気になる場合は、50度洗いをしましょう。(50度のお湯でよく洗うか、50度のお湯に3分ほど漬け置きます。葉物は20秒くらいで。)
※ベジブロスは冷蔵庫で3日ほど保存できます。使いきれなければ冷凍もできます。製氷機でキューブ状にしておくと便利ですね。
ベジブロスの活用法
栄養が溶け出したベジブロスは、そのまま塩などで味を調えてスープとしても食べられます(^^)
お料理には、水代わりに出汁として、スープの素として使うと味に深みが出ます。
カレーやシチューの野菜を煮込む時に。煮物に。お味噌汁に。
普段のお料理の水をベジブロスに替えるだけなので、様々な使い方ができます。おいしい使い方を色々見つけるのも楽しいですね♪
今まで捨てていた野菜くずを捨てずにとっておくことで、栄養もとれてお料理がおいしくなるなんて、一石二鳥ですよね☆
どうぞお試しあれ^^